石井俊一の しーはいる!!

第23回 校長室からこんにちは!石井俊一です。12月1日

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まだ暖かい富士見パノラマ、おかしな気候です。先日、志賀高原熊の湯スキー場に行った時の話です。昼ご飯を食べる為にロッジに入りました。年配の男性が一人、窓際に座っていらっしゃるのを何となく見ていました。キャップを被り、マスクをされていたので、何方かは判りませんでした。しばらくして、後ろから聞き覚えのある、やや高めの声で、「石井君!」と呼ばれ、振り返ると声の主はやはり私の大先輩で大先生の「平沢文雄」さんでした。相変わらず、本当に何十年も変わらない、艶やかな血色の良いお顔です。私が現役のデモの時に、強化コーチでした。春先の野沢温泉での合宿で、独特の平沢先生理論の教えを受けた時のこと、今でもはっきり覚えてます。35年前の事です。そのときの先生の風貌、今と変わりません。今が若いのか、その時老けてたのか?失礼。先生は、現在86歳とのこと。昨シーズンは、160日滑ったそうです。とんでもない超人です。先日このコラムで、先生の言葉に触れました。スキーがなぜ「生涯スポーツ」と言われるのか?年を取れば、誰しも体力が衰える。しかしスキーは、技術と進化した用具を活用すれば、体力の衰えを凌駕できて、幾つになっても楽しむ事が出来る素晴らしいスポーツだと。先生は以前からずっと仰ってました。私も事あるごとに、そのフレーズを使わせていただいています。先生は、自ら実践されていて、今でも生徒さんを集めて現役で指導されています。凄いですね、真のプロフェッショナルです。私のレッスンにも、熱心に受講していただける有難いお客様がいらっしゃいます。需要がある限りは頑張ろうと、改めて心に誓う今日この頃。技術を身に付けたら、色々なスキー場で、様々な斜面や雪質を沢山滑り込んで、スキーの醍醐味を堪能してください。富士見パノラマばかりではダメですよ。多くの体験が上達に繋がり、技術に磨きを掛けていきます。基礎技術を身に付けるのには、スクールで習うことは必須ですけれど。パノラマスノーアカデミーを忘れないでくださいね。いつまでも皆様の駆け込み寺になりたいと願ってます。 Schi Heil

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