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2月18日(日)級別検定総評

2024.02.20

218日(日)級別検定総評

主任検定員を務めました中尾です。

先ず今回の検定会に、227名、130名と大変多くの方々が受験いただきましたことを、パノラマスノーアカデミーを代表いたしまして感謝を申し上げます。2級につきましては幸松検定員、1級につきましては佐藤検定員より総評を申し上げますので、私からは今回の検定会につきまして、全体を通しての総評を申し上げます。今回の検定会は1級・2級共に、ご参加いただいた受験生の方の技術レベルが、非常に高かったと思います。その中での合否の基本となります着眼点でございますが、2級におきしては「両脚の同時操作」であり、1級につきましては2級では求めていない「カービン要素」があります。もう少し具体的に申し上げますと、2級ではターンを行う際に「ハの字」が出てしまうと求めている「両脚の同時操作」が行われていないと判断いたします。この「両脚の同時操作」が行われている中で、「バランス・リズム・タイミング」が適度に構成されたターンになっているかが合否の基本的な着眼点でございます。一方の1級の「カービング要素」でございますが、これは「あくまで入門」と考えていただきたいと思います。もう少し具体的に申し上げますと、股関節・膝・足首が適度に曲がた状態での荷重、また左右4つのエッジ全てが「適度かつ適正」に使用されているかです。従いまして、ターン運動にてスキーのトップ部分が開いたり、また、スキーのトップ部分が動かずに、テール部分のみがターンの外側に動くようなスキー操作ですと「カービング要素」を満たしていないと判断いたします。以上が基本的な着眼点でございますので、今後のトレーニングの参考にしていただけたらと思います。今回の検定会でも多くのジュニアの皆さんに受験をいただきました。このことは今後のスキースポーツ全体においても非常に喜ばしいことだと思います。合格されたジュニアの皆さんは、スキーを楽しみながら次の目標に向かってください。また、今回は合格とならかったジュニアの皆さんもスキーを楽しみながら、次こそは合格できるように頑張ってださい。スキーをするには用具や旅費等々、非常にお金がかかります。ジュニアの皆さんは決してそのことを忘れずに、ご両親に対して感謝の気持ちを持ち続けてスキーを楽しんでください。

最後に、当パノラマスノーアカデミーでは225日、310日に級別検定会を実施する予定です。全ての受験生の方々が、今シーズン中に目標達成できますように、全力でサートさせていただきますので宜しくお願いいたします。

 

検定員を務めました幸松です。

受験生の皆様お疲れさまでした。皆様のご協力がありスムーズに検定を進めることができありがとうございました。検定当日は少し暑いくらいの晴れた天気でバーン状態も緩みやすい状態でした。そのような環境においても、2級といえばやはり上級者の仲間入りだと思います。安定して速くはなくとも良いリズムで滑ってきていただければと思いました。

 

その中で着眼点としては、各種目ともにしっかりと外足で雪面をとらえて脚を曲げながら板及び雪面に圧力をかけれていたかが大きなカギとなります。やはり回し急いだり、脚部の曲げが足りずに結果体が内側に倒れてしまい、外足へ乗り切れず軽い感じになってしまった方には点が出ませんでした。多少重い雪でもしっかりと重心移動ができて外足への荷重(加重)が行えていた方は合格点が出ていました。今回合格された方おめでとうございます。さらに高みを目指していただければと思います。残念な結果に終わった方もあと少しという方が多かったです。懲りずにスキーの楽しさを追及していただきたく思います。

 

検定員を務めました佐藤です。私からは1級の総評をさせていただきます。
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級ではしっかりとした外脚荷重をベースに、同調操作、カービング要素が求められます。ターン運動としては、ターン中のセンターポジションのキープ、脚の曲げ伸ばしと外脚の内旋・内脚の外旋、同側のエッジ角を立てて進行方向に荷重、適切な内傾角などを着眼点にしました。その結果として、各種目に適した回転弧やスピードのコントロールができているか、雪質や斜面に合わせた滑りができているか、1級としてふさわしい滑走性の良い滑り、積極的な滑りが表現できているか、それらを満たした受験者の方に合格点を付けさせていただきました。一方、惜しい滑りの方も見受けられました。大回り・小回り・総滑においては、必要以上に上体が内側に入る、または上体が回ることにより外脚荷重が不十分であったり、外脚の内旋が少なく雪面の捉えが弱かったり、内脚の外旋が少なくパラレルスタンスが崩れてしまったり、内脚の屈曲不足で適切な内傾角とならず内倒になってしまったり、ポジションが崩れて後半に暴走したり、という滑りが散見しました。
 

不整地小回りについては、通常のコブではなく荒地での滑走となりましたが、荒れた部分を避けるために途中で当初の滑降ラインを外れてしまった方や最初から荒れが少ないラインを選択するなど消極的な印象の方は点数が伸びなかったと思います。技術的には十分に合格可能と思われる方も、本番の一本でミスが出たり実力が発揮できなかったように思います。そこが検定の難しいところではありますが、まだシーズン半ばであり当スキー場でもあと2回級別検定がありますので、諦めずがんばってほしいと思います。合格された方は新たな目標に向かって進んでいってほしいと思います。検定会にご参加いただき誠にありがとうございました

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