第1回目 プライズテスト
2022年2月7日(月)
会場 富士見パノラマリゾート
~検定員からの総評~
スキーを動かしやすい良い雪質での検定会でした。
大回り
全体的に二つのパターンがありました。
一つ、体の運動の量が少なく、角付けを強められずオーバースピードになる方
もう一つは、角付けは強いがポジションが悪くスキーを推進させられずスムーズなターンができなかった方
どちらの方も雪質、斜度、スピードに合った運動を練習していただきたいです。
合格点がでた方は、スキーにいいバランスで乗って角付けを強めてスキーを推進させながら深いターン弧で滑っていました。
フリー滑降
合格点がでた方はターンの構成、スピードコントロール、運動の強弱がしっかりできていました。
その他多くの方はリズム変化でのスキー操作が雑になり雪面コンタクトが悪く、ターン弧が浅くスピードコントロールがうまくいっていませんでした。
小回り
スキーの性能を活かしたターンをしようとする方が多かった。
その中でも谷回り部分からスキーをコントロールして深い弧でターンを仕上げている方には合格点が出ました。
その他の方は、スキー操作がターン後半に集中してしまい、左右への移動が少なく斜面下方向に落下する力をコントロールできていませんでした。
不整地小回り
深すぎず滑りやすい状況の中、切り替え後にすぐにスキーの向きを変えてしまい、横滑りの状態でターンをしてしまう方が多かった。
自分のリズムで滑られない短い時間の中でもスキーを進ませながら不整地に合わせたターン弧で滑ることができている方には合格点が出ました。
受験生の皆さんの協力のおかげでスムーズな流れで無事に検定会を終えることができました。
合格した方、おめでとうございます。
不合格の方は今回の反省を活かして良い滑りができるように頑張ってください。
ありがとうございました。
検定員
菅原悟
舘野博司
辺見元孝